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事務局

考えよう!上田地域の(私たちの)救急医療

  上田地域の救急医療の維持が難しくなっています。だれもが安心して救急医療を受診できる環境をつくるためには、行政や医療機関に頼るだけでなく、皆さんのご理解やご協力が必要です。

 今、上田地域の医療は

 上田地域は長野県内で医師や看護師などの医療従事者数が少なく、特に医師不足を示す医師偏在指標(※1)は155.2人と県内で最も少ない地域となっています。

 特に夜間や休日の医療従事者不足が深刻化しています。
 (※1) 厚生労働省が人口10万人あたりの医師数に地域の医療ニーズ、人口動態予測などを考慮し算出した指標

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救急搬送の現状は

 救急搬送人員が年々増加しています。
救急車の要請が多く、近くの救急車が出動している場合は、遠くの消防署の救急車が出動することになりますので、到着までに時間がかかる場合があります。

 また、病院では救急患者を受け入れる病棟に空きが無いと受け入れることができませんので、収容先が決まるまでに時間が掛かったり、遠くの病院に収容されたりすることがあります。ご了承ください。

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上田地域広域連合消防本部による統計は1月~12月の集計のため、このグラフの収容人員と異なります。

 

 地域の救急医療を守るために

1 上手な医療のかかり方

  1. 風邪の引き始めなどは、症状が軽いうちにお近くの病院.クリニック等を受診しましょう。悪化してからの受診はご自身の体力・時間・治療費などの負担が増えます。
  2. 仕事や予定を調整して、なるべく平日の診療時間内に受診しましょう。
    診療時間外の受診ですと十分な検査が受けられないことがあります。

    参考:上手な医療のかかり方/長野県
    https://www.pref.nagano.lg.jp/iryo/iryo-kakarikata.html

 

2 「かかりつけ医」を持ちましょう

 日頃から気軽に相談できる「かかりつけ医(医科・歯科)、かかりつけ薬剤師・薬局」を持っておきましょう。
 かかりつけ医を一人に決める必要はありません。症状に合わせて持つことができます。薬も、かかりつけ薬剤師・薬局を決めておくことで複数の病院から処方された薬の飲み合わせ等が確認できます。健康診断や予防接種などをきっかけに、ご自宅や職場に近い診療所や病院などを探してみましょう。

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 参考:医療情報ネット(ナビイ)
 https://www.iryou.teikyouseido.mhlw.go.jp/znk-web/juminkanja/S2300/initialize

 

3 救急車を上手に使いましょう

 救急車は、大けがや急病など緊急に搬送が必要な傷病者のためのものです。重症で緊急な傷病者の命を救うため、緊急性が無い場合は救急車以外の交通手段を考えましょう。

 参考:救急車を上手に使いましょう
 http://www.area.ueda.nagano.jp/?page_id=931

 

 リーフレット

 「上手な医療のかかり方」についてヒントになることや救急車を呼ぶときに心掛けたいことなどをリーフレットにまとめました。参考にしてみてください。

考えよう!上田地域の(私たちの)救急医療Ver.2(令和7年3月発行)

R0703

 

考えよう!上田地域の(私たちの)救急医療(令和6年3月発行)

R0603

このページに関するお問い合わせ
お問い合わせ先:
上田地域広域連合事務局 地域医療対策課
電話:
0268-43-8818

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